PR

ミックスボイスで失敗しない5つの基準

美声

ミックスボイスは母音の発音、好きな音色の再現、連続歌唱、音量、声のスムーズな切り替えで出来ているか判断できます。

ミックスボイスは高音を楽に出す方法でYouTubeなどでよく紹介されています。

しかしミックスボイスの定義は曖昧で、個々の声帯や技術によって異なる場合もあります。この記事では独学でミックスボイスを目指す人々に向けて、ミックスボイスの基準となる5つのポイントを提案します。

これらの基準を参考にしながら自身ミックスボイスを確認し、練習に取り組んでいきましょう。

母音の発音

ミックスボイスで上手く歌うには、どの母音でもしっかりと発音できることが重要です。

そうすることでミックスボイスで歌を披露した時に、高い声でボリュームの強弱やビブラートをきかせたり表現の幅が広がります。

例えば、バーといった発音で高い声で出せてもアイといった発音が出ない場合はミックスボイスができていませんし、歌い手も聴き手も満足できない。

母音ごとに発声の安定性を確認し、ミックスボイス合格のポイントとしましょう。

好きな音色の再現

ミックスボイスが上手くなる手っ取り早い方法は好きな歌手のモノマネです。

どんな歌手もおそらくですが好きな歌手のマネから歌が上手くなってると思います。歌い方(容姿)ではなくて音色を真似することが大事です。

人それぞれ好みは異なるため、特定の音色だけが正解というわけではありません。例えばワンオクのTAKAさんと平井堅さん、それからゆずさんは明らかに音色と声の出し方が違いますよ。自分が好きも大事ですし、色々試してみて出しやすい音色の歌手を見つけるのも大事です

あなたが目指している音色を実現できれば、それはミックスボイスを習得したと言えます。

連続歌唱の応用

ミックスボイスを使って、5曲連続で歌唱し声が枯れないかどうかも重要な判断基準です。

あえて5曲としたのはボイストレーナーと一緒だとすぐトレーナーが気付きますが、1人の場合は上手く歌えているか気付かない。

例えば1曲だけなら歌えるけど2曲や3曲になると次第に声が疲れる場合、ミックスボイスは低負担で高音が出せるための方法なので、うまく出せてない可能性があります。

自身の声の耐久性をテストし、連続歌唱できるかどうかを確かめましょう。

音量のコントロール

ミックスボイスを出す上で、適切な音量のコントロールができるかも重要なポイントです。

声圧を上げると高音は出しやすいが、小さく出せることが最終的な目的としては大事です。

例えば、アラジンのA Whole New Worldの歌のクライマックスではボリュームをあげて迫力を出すが曲の終盤では切なさを表現しながら歌ってます。最後のfor you and me〜のハモリの部分聞いてください。※動画貼っときます。

歌唱時に音量を上手に調整できるかどうかを確認し、ミックスボイスの完成度を判断しましょう。

アラジン A Whole New World - Regina Belle & Peabo Bryson

地声とのスムーズな切り替え

ミックスボイスの音色が地声と繋がり、自然な声域の移動ができるかどうかが重要です。

ミックスボイスを習得すると地声と高音の切り替わりをスムーズにします。あえて地声と裏声の切り替わりを出す表現もありますが、要するに表現の方法が増えます。

例えば前述のアラジンはとてもスムーズに切り替えていてキレイな音色に聞こえます

ミックスボイスには個々の声帯によって切り替えが難しい場合もありますが、地声とのスムーズな切り替えができるかどうかをチェックしましょう。

まとめ

以上がミックスボイス合格判定の5つの基準です。これらの基準を参考にしながら、自身のミックスボイスのレベルを確認しましょう。全ての基準を満たしていなくても、一歩ずつ改善すれば歌は上手くなります。独学でミックスボイスを目指す方々には、この記事を参考にして練習に取り組んでいただきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました